【妄想完結編】コスチュームの功罪【戦士系統分離から見る本来の姿】



すべては戦士の地位向上のために

いつの間にかブログ名が変わっている事になど誰も気づくまい。


 






先日の記事では、実に尻すぼみで本末転倒名記事を書いてしまった。お詫びの言葉もない。
精神というものはかくも錆び付くものだと今一度思い知らされた次第である。



さて、今回の記事を起こすにあたり、約1カ月の期間があった。その間に前回の反省もかねて、何故真理に到達し得なかったのかについて考えてみた。
その結果、主な理由として以下の2点が考えられることが判った。ご覧いただきたい。



①長い赤石生活により精神が錆び付いたため
②真理に至るまでの過程・手法に問題があったため




このうち①はもはや手遅れであるので捨て置くとしても、②については完全に匙を投げるには時期尚早というものであろう。②の見直しによって真理に近づきうるならば、是が非でも改善に邁進すべきである。




しかし効果的な手法を的確に用いることほど困難な事もそうそうあったものではない。

たとえば「発微算法」の著者として知られ、今でこそ和算の開祖日本最高の数学者として名高い関孝和も、天元術で用いる算木の役割を紙上でまかなうという実に画期的な思考にいたるまでの過程で、それこそ星の数ほどの手法を勘案したことだろう。後に大成した点竄術の完成度を目の当たりにすれば、その苦心の程も窺い知れるというものだ。







本来であれば私もこのような労力を厭わず邁進し、その先にある真理を掴み取るべきなのであろう。しかし悲しいかな私は自らが凡百の人間であることをこれ以上ないほどに自覚している。であるならば、それに至る過程は問わず真理に到達する事のみに重点を置くものとし、その方法として先人に倣ったある手法を導入しようと考えた。



その手法とは、かの偉大なる哲学者ソクラテスが好んで用いたとされる対話形式による問答である。

弟子にかの高名なプラトンを擁し、今際の際までクサンチッペも連れ添ったほどの彼である、方法論としての効果・価値が第一級であることに関しては何人たりとも文句のつけようがないだろう。

そも、ソクラテス式の探究法によれば「自らが無知であることを悟ること」こそが真理の探究への第一歩であるという。であればこそ、赤石のすべてを掌握したつもりでいた筆者にあっては、これ以上におあつらえ向きのやり方もないというものだろう。








さて、対話形式を実現するにあたり、今回はS君R氏という二人の登場人物を導入したい。また理解を助けるため、二人の人物設定についても併記しておく。


S君:新進気鋭の若手物理剣士。オカルト大好きかつミーハー、典型的な信者体質。
R氏:老生円熟の風格を醸している…わけでもない、ただ歴が長いだけの知識戦士。年を食いすぎたのか見えないものが見えていると噂のサイコ野郎。



さて、今回こそは必ずや真理に到達せねばならない。この二人がいかようにしてそれを究明していくのか、傍で見届けることとしよう……














-フランデル大陸、港街シュトラセラト-




S君「こんばんは、閣下!」
R氏「うむ、こんばんは。」

問答法その1






S君「ご無沙汰であります!閣下は御機嫌麗しくお過ごしでありましょうか!」

R氏「うむ、如才ない。……して、今日は何用で来たのかな?」

S君「はっ!閣下が以前お話しになっていた本来の姿について、更に詳しいお話を聞きたいと思い参上した次第です。」





R君「……いいだろう。掛けなさい。」
S君「ありがとうございます!」

問答法その2








R氏「さて…ではまず、本来の姿でない姿とはどのようなものかな?」

S君「それは……我々一般人が普段目にしているキャラクターの姿であります。」

R氏「……ほう、一般人?……お前は今、自分自身のことを一般人と言ったのか?ん?」






S君「………はっ!?こっこれは!申し訳ありません!」

R氏「気づいたようだな。訂正を許そう。」

S君「はっ!ありがたき幸せ…私のような愚昧なる民が普段目にしているキャラクターの姿です!」

R氏「うむ。その通りだ。」

問答法その3







R氏「ではその姿とは…具体的にはどのようなものかね?そうだな、以前私の写真を与えたろう。それを例にして視覚的に説明したまえ。」

S君「はい。では僭越ながら……クライアントの設定にもよりますが、私のような愚昧なる者から拝見いたしますと、閣下のお姿はこのように認識される次第であります!」

クラシックモダンR氏









R氏「なるほどな。どちらも下賤の民が好みそうな造形よ…」

S君「全くもっておっしゃる通りです!最近では更にコスチュームという物も出てきておりまして…もし仮に閣下がコスチュームをお召しになっていた場合はこのように映る次第であります!」

ハンサムボートR氏










R氏「ほう…お前はこの私がそのような卑俗な衣類を纏う可能性が万に一つも有り得ると、そう考えるのか?」

S君「いえ、滅相もありません!ただ市井ではこのようにコスチュームを身につけている者が多くおり、本来の姿について考える機会が加速度的に減じております!しかし私はその流れに呑まれることなく、閣下のように本来の姿を見られるようになりたいのです!どうかこの哀れな私めにお導きを!」

R氏「ふむ、なるほど。心がけは殊勝であるな。…して、いつものものはどこに?」

S君「はっ!献上品はこちらに用意してございます!ご確認ください!」

節穴









R氏「…ふむ…たしかに。5つすべてが並行輸入品ではない正真正銘正規品灼熱の魔剣クシャンタリパだな……よろしい。ではまず、あのヤシの木の近くで座っているシーフを見るがいい。どのように見える?」

S氏「ヤシの木とおっしゃいますと…あの方ですか?」

赤マフラーシーフ










R氏「うむ。どのように見える?」

S君「どのようにと…とは…私めの目には…赤いマフラーを巻いているシーフとしか…」

R氏「赤いマフラーだと?もっとよく見てみたまえ…力を抜いて心眼で見定めるのだ。」

S君「心眼………むむ…………むむむ……!」

R氏「…………」

問答法その4













R氏「………では少しヒントを与えよう。奴の頭部に注目するのだ。私にかかれば一目でわかることだが、奴は今クリムソンハットを被っている。」

S君「クリムソンハットでありますか!?それは予想しておりませんでした…てっきりT全吸収DXスリーピングロマあたりかと……いえ、そういう問題でないという事はわかっておりますが……しかし…」

赤マフラーシーフ












S君「やはり私には何度見てもかっこいい赤マフラーのシーフにしか…」

R氏「それがいかんというのだ。そもそもシーフなんてものがかっこいいわけがなかろう。登場当初のゴキブリグラを思い出しなさい。あれをかっこいいと思うかね君は?ん?」

S君「初期グラ……ゴキグラ…」

R氏「そうだ。そしてそのゴキグラでクリムソンハットを被っている。」

S君「うーん………」

ゴキグラシーフ














R氏「奴はゴキグラでクリムソンハットを被っている。」

S君「うーんうーん…」

ゴキグラシーフ














R氏「奴はクリムソンハットを被っている。奴はクリムソンハットを被っている。奴はクリムソンハットを被っている。奴はクリムソンハットを被っている。」

S君「うーんうーんうーん…」

ゴキグラシーフ












R氏「クリムソンハット奴クリムソンハット奴クリムソンハット奴クリムソンハット奴クリムソンハット奴クリムソンハット奴クリムソンハット奴クリムソンハット奴クリムソンハット奴クリムソンハット奴」

S君「うーんうーんうーんうーんうーん……」

ゴキグラシーフwithクリムソンハット











S君「……!みっ見えました!!見えました先生この目ではっきりと!!!たしかに奴はゴキグラクリムソンハットを被っています!!!!」

R氏「そうか…ついに見えたか。さすがは私が見込んだ男だ……と言いたいところだがまだ甘いな、もっとよく見るのだ。ハットの上にNという文字が見えんか?」

S君「えっ………ああっ!!」

ゴキグラシーフwithクリムソンハットNx













S君「見えますっ!頭の上に燦然と輝くNの字がっ!!」

R氏「そうだ。つまり奴が被っていたのは正確にはクリムソンハットNxということだ。神は細部に宿るという言葉があるだろう。……とはいえ、ヒント無しで奴がクリムソンハットを被っている事を見破った事は評価に値する。……次は腕試しだ、これを見るがいい。」

モダンR氏










S君「こちらは…閣下ですか?」

R氏「そうだ。行きつけ高級ホテルオクトパスで撮ったものだが……今のお前なら、この写真の私が何を被っているのか分かるはずだ…………OKAN……ult…」

モダンR氏










S君「…むむ……!」

R氏「まずは初期グラを思い浮かべながら静かに眺めるのだ…………royal……crown……Nかそうでないかも見落としてはならんぞUltimate…………」

クラシックR氏









S君「……むむむ……!」
R氏「己を信じて心の目を見開け……………coronam………taji……………মুকুট……」

クラシックR氏王冠ULT









S君「!!!閣下が被っていらっしゃるのは王冠Ultimateですね!」

R氏「うむ。その通りだ……………全くの独力で解答にたどり着いたその手腕、なかなかどうして見込みがある。」

S君「はっ!もったいなきお言葉!!!」






R氏「……そして同時に…ここまで会得したのであれば、もはや私が教える事も殆ど残っていないということであろうな。」

S君「い!いえ閣下!お言葉ではありますが…私は未だ頭に何を被っているのかが瞬時に分かる程度のひよっこに過ぎません!これでは何の役にも…」

R氏「…何の役にも立たん、と?全く、お前は筋は悪くないがどうも察しが悪いところがある。頭に何を被っているのかわかるということは大変有用なのだぞ?」

S君「と、おっしゃいますと…」

R氏「そうさな……たとえば回避補正無視というオプションがあろう?知っているか?」

S君「はっ!対象の回避補正値を無視するという代物ですね。もっとも、同系統のオプションである命中補正無視を何故か上書きしてしまうというバグレベルの挙動不良が確認されているいわくつきのオプションでもありますが。」

R氏「そうだ。そのために対人戦では回避ビルドが生きないわけだが悪法もまた法なりとの言葉もあるからな……それはそれとして、あのオプションをベースとして備えたダークバイザーという兜があろう。アレを被るだけで手軽に回避補正値を無視できるわけだが、それは何故だと考える?」

S君「理由でありますか……それはその…オプションがそういう効果を及ぼすものであるからして……」

R氏「だからはお前は察しが悪いというのだ。具体例で想像してみよ、戦場でこのようにバイザーを被った戦士が飛びかかってきたらお前はどうする?ん?」

















迫りくる戦士


S君「逃げます。

R氏「そうであろう。恐れるあまりに恥も外聞もなく逃げ回るだろう。そうなるとお前はどうなる?」

S君「それは………あっ!そうか…!逃げ回れば逃げ回るほど、回避もなにもおぼつかなくなってしまう…」

R氏「ようやくわかったか。つまりダークバイザーは対象の恐怖心をあおって回避をさせなくするという悪魔のような兜なのだよ。」

S君「なっなるほど……!!しかし閣下、お言葉ではありますが、例えばサマナーなどがバイザーを被っていた場合はいかがでしょうか?彼女らは元々が可憐でありますから…バイザーを被ったとして、逃げるほどの恐怖は感じないのでは?」

R氏「ほう、では例を出してみるとしよう。逃げるか、逃げないか?」















迫りくるサマナー


S君「逃げます。

R氏「だろう?純粋無垢なサマナーまでもここまで変貌させてしまう…それほどにバイザーとは恐ろしい兜なのだよ。ある意味罪深いとすらいえる。」

S君「…本当に…バイザーとは恐ろしいものですね……憎悪剣ファタールビューティに加え即死剣ガイスターストックまで持ち出してくるとは……」

R氏「……ああ………」










R氏「……とにかく、お前は相手が何を被っているかを即座に判別できるようになった。それは大きな収穫だ。そして私はその手助けをしてやっただけに過ぎん。以後は自分自身でその力を磨いていかなければなるまいぞ。」

S君「……!承知いたしました!!以後、研鑽に励むことといたします!!!」

R氏「期待しているぞ。…………話は終わりだ。往け、若人よ。」

S君「はっ!何から何まで、大変お世話になりました!!それでは、失礼いたします!!!」

クシャンタリパ回収後













R氏「………………行ったか…………」















R氏「……………………………」

















不法投棄























R氏「さて。」


R氏「奴は果たして私と同じところまで這い上がってこられるのか……そしてその時何を感じるのか………すべての是非はその境地に達した瞬間、答えが出るだろう。」


R氏「いつになるのか判らんとはいえ、老後の楽しみが増えた事は喜ばしい事だ。いずれ来る時をゆるりと待つとしよう。」






















本 来 の 姿














※ この記事は妄想です。念のため。

※ 実際の問答法はこれとは全く異なります。

※ 筆者は戦士にこそ特別な思い入れはありますが、シーフやサマナーに対して偏見があるわけではありません。

※ ラビアは別に悪くありません。

※ 不法投棄をしてはいけません。罰されます。

※ コスチュームを馬鹿にしているわけではありません。

※本年もどうぞよろしくお願い致します。


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コメント

4545

なんかわろた

Re: 4545

> 赤鯖シフさん
ありがとうございます。
なんかとても光栄です。

よくよく考えたらブルベに王冠ってシュールな組み合わせだよね

秀逸、むかしによく全部グラ装備ごとに変わらないかなぁと妄想してたけどこれはNGですわ

ワロタww
面白かったので普段は同じ記事みないけど読み直しましたw

Re: タイトルなし

> 蒼の戦死☆さん

ありがとうございます。
筆者も同様の妄想していたんですがその結果こうなってしまいました。

余談ですが個人的に剣士・戦士は旧グラのホバークが至高だと思ってます。

Re: タイトルなし

> 蝕サバテイマさん

ありがとうございます。
妄想は何でもありなので助かってます。
読み返すほどに精神が汚染される記事らしいので、ほとほどお楽しみいただければ幸いです。

Re: タイトルなし

> HEIWAさん

ありがとうございます。
そうですね、かなりシュールです。
もっと言うと、いい年こいて花の乙女のサークレットつけてたりすると尚のことシュールでいい感じだと思います。

笑わせてもらいましたw

Re: タイトルなし

> 月の名無しさん

ありがとうございます。
妄想ばかりしている筆者ではありますが、そう言って頂けるのはやはりとても嬉しいです。

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